羽黒山
Oct. 18 '04
 出羽三山のひとつ、羽黒山の山頂には羽黒山合祭殿が鬱蒼とした杉の大木に囲まれて建っています。その途中には国宝・羽黒山五重塔が静かなたたずまいで、往時の姿を忍ばせていました。また、随神門より羽黒山頂まで約2kmの参道の両側には、特別天然記念物に指定されている樹齢500年前後の杉並木がつづいています。
                      最上川舟下り

羽黒山入り口                案内図    
 

羽黒山随神門・・・これより内は出羽三山神社の神域という           神門前の要石                                 
 

  途中にある古びた摂社・末社        朱塗りの神橋、右側に滝が見えます
 

随神門にある杉の大木              須賀の滝           
 

 “一の坂”上り口の杉並木の中に国宝・羽黒山五重塔があります。 高さが29mの三間五層柿葦素木造で東北では最古の塔といわれ、平将門の創建と伝えられています。現在の塔は庄内の領主で羽黒の別当であった武藤政氏によって約600年前に再建されたといわれています。

樹齢1000年、樹の周囲10mの巨杉“爺杉”      静かにたたずむ羽黒山五重塔        
 

羽黒山五重塔と杉並木
 
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三神合祭殿
 山頂に羽黒山出羽神社を建て次いで月山神社、湯殿山神を勧請して合祭した日本随一の大社殿。三所の神々を合祭しているのでこの建物を三神合祭殿と称します。現在の社殿は文政元年(1818)に再建したもので厚さ2.1mの萱葦の屋根、総漆塗の内部などその全てが豪壮で見ごたえがあります。

三神合祭殿への道             この鳥居をくぐる
 

“三神合祭殿”(左側)と右は“参集殿”真ん中に“鐘楼”

“三神合祭殿”・・・周囲の深緑と鮮やかな朱赤のコントラストが美しい

社殿中央が月山神社            立派な藁葺きの屋根
 

“三神合祭殿”の内部で祈願する参拝者
 

“三神合祭殿”前の鏡池                霊祭殿           
 

頂上付近“表参道”の杉並木と鳥居
 
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最上川船下り
 日本三急流のうちのひとつ、最上川。 最上峡を埋め尽くすかのように満々と水をたたえた最上川の船上で食事をとり、若い女船頭さんの「最上川舟歌」に聞きほれました。英語バージョンの「Mogami Rever」も歌ってくれましたよ。この舟下り、“芭蕉ライン”と呼ばれています。

戸澤藩船番所・・・舟下りの出発地

ずい分似合っています             コース案内          
 

「おしん」もこの舟で酒田の加賀屋に奉公に出ました

   舟下りの乗船場           満々と水をたたえた最上川
 

乗船して約1時間の船旅、船頭さんの「最上川舟唄」で座が盛り上がります
 

     小さな滝も見えます       弁慶が馬で駆け上がった時の蹄の痕という
 

「さみだれをあつめて涼し最上川」を
「さみだれをあつめて早し最上川」と考え直した「仙人堂」

     鳥居も見えます            白糸の滝が木々の隙間に        
 

     舟下り中の芭蕉丸         ハイカラな建物が舟下りのターミナル
 
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