大中寺の紫陽花
June 27 '07
 太平山神社のあじさい坂を見てから、次は太平山の反対側に位置する大中寺を訪ねてみました。この大中寺の紫陽花は参道の両サイドと境内の一部に植えられており、青系を主体とした紫陽花群は古寺にマッチして落ち着いた雰囲気を醸していました。そして、大中寺の歴史は古く、久寿年間(西暦1154年)に 開創された歴史ある寺でこの寺の縁起は『今昔物語』や『雨月物語』の青頭巾などとして名高く、境内にある七不思議伝説はつとに有名です。なお、上杉謙信がこの寺に縁故のあった関係から、当時消失していた七堂伽藍を寄進 そして、上杉・北条の両氏がこの寺で和を結んだことは有名な史実となっています。

大中寺・参道脇の紫陽花

山門へのアプローチに咲く紫陽花

山門から振り返る・・・歴史を感じさせる大きな杉木立

本堂・・・高い位置にある立派な建物です

地蔵菩薩の木像が安置されている         案内板を紫陽花が囲う      
 

     油坂横の紫陽花          油坂・・・七不思議伝説の一つ
 

本堂前の花壇に咲くユリの花

白いユリの花

色鮮やかなユリの花
 

 
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