Apr. 25 '25
静岡県磐田市にある熊野（ゆや）の長藤です。以前からその名だけは知っていましたが、なかなか見る機会もなく過ぎていました。今回は長野県阿智村にある花桃の里などに行った折に、念願だったこの熊野の長藤を訪ねることができました。この磐田市はほかでもない私の大親友だった彼が居住していた地で、病魔には勝てず残念ながら数年前に亡くなってしまいました。そんな思い出を胸に訪ねた熊野の長藤ですが、なかなか見事な藤の佇まいに改めて感動しました。 　なお、熊野の長藤の熊野とは熊野御前（ゆやごぜん）のことで、平安時代末期にこの池田の地に生まれ平宗盛の寵愛を受けた女性とのこと。その熊野が植えた長藤と伝えられるのが「熊野の長藤」です。
行興寺・・・ゆや寺で有名
藤棚が広がる
赤い橋を渡り
熊野の長藤（樹齢約300年）・・・県指定天然記念物（園内に5本あります）
熊野の長藤（国指定天然記念物）・・・樹齢約850年の古木に頭を垂れました
熊野の長藤（国指定天然記念物）・・・少しアングルを変えて見る
熊野の長藤（樹齢約300年）・・・県指定天然記念物の一つ
熊野の長藤（樹齢約300年）・・・県指定天然記念物の一本、根回りの大きさに驚く
行興寺内陣方向
白藤と紫藤のコントラスト
「遠州天竜池田渡舟之事」再現板・・・天正元年徳川家康による御朱印文書を木彫りで再現したもの