円通院
Feb. 20 '09
瑞巌寺参道を通って「洗心庵」にて昼食をとったところ、店の主からこの円通院を紹介されて訪ねてみました。この円通院は臨済宗妙心寺派の寺院で伊達政宗公嫡孫「光宗公」の菩提寺です。約350年前に造られた心字池と観音菩薩が住む補陀落山を中心にした庭園があり、この庭は小堀遠州(江戸時代の日本を代表する作庭家) 作とも言われています。また、 霊廟・三慧殿内には支倉六右衛門常長が西洋から持ち帰った文化・文様を施した厨子が収められています。このことは鎖国制度をとる徳川幕府にたいしてその扉を開けることができず、350年が過ぎた今、ようやく公開に至ったという。

円通院・山門               縁結び観音
 

石庭「雲外天地の庭」・・・雪で石庭が見えません

山門を振り返る

    中門               本堂・大悲亭を見る
 

本堂・大悲亭(左建物)・・・光宗君の江戸納涼の亭でここに移築されたもの

霊廟・三慧殿・・・伊達政宗公嫡孫「光宗公」の菩提寺

霊廟・三慧殿(さんけいでん)・・・国指定重要文化財

三慧殿内部の厨司・・・支倉六右衛門常長が西洋から持ち帰った文化・文様を施す

「バラの庭」・・・仏教とキリスト教の出会いから生まれたバロック的な庭です
 

本堂・大悲亭前の「遠州の庭」・・・右手は心字の池
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