Aug. 30 '05
南房総にある小湊・誕生寺は海岸線沿いに建つ日蓮宗の総本山で、建治2年（1276年）10月に日蓮聖人の弟子である日家上人が日蓮聖人生誕の地を記念して建立したと伝えられる。宝暦八年（1758）の大火により仁王門を残し全山を焼失し、現在地に移転されたという。明治に入り大正天皇御幼少時、病弱のため病気平癒の祈願所となり、有栖川官家の御所も建てられ昭和から平成にかけて50万人講を発願。現在、日蓮宗の大本山として全国信徒の参拝の地として多くの信者を迎えています。
総門　　　　　　　　　　　 　　誕生寺は国定公園内です
総門から見た仁王門までの境内
誕生水　　　 　　　　　　誕生堂・・・日蓮聖人のご幼像などを安置
仁王門・・・宝永３年(1706)建立で宝暦年間の大火の際も焼け残った最古の建造物
仁王尊は上総の仏師松崎右京大夫法橋作　　　　　　般若の面は左甚五郎作
仁王門を入った境内
鐘楼堂　　　　　　　　　　　　　　日蓮聖人の御幼像
洗手場　　　　　　　　　　　　　　　　　浄行堂
誕生寺 祖師堂・・・天保年間の建立
総ヒノキ造りの祖師堂の軒天井と側面
祖師堂にある世界最大の「鬼瓦」　　　　　　　　　　　宝物館
竜王堂　　　　　　　　　　　　　　鯛の浦遊覧船乗り場
鯛の浦への遊覧船
鯛の浦・・・水深わずか10～20mを泳ぐ鯛ノ浦の鯛は天然記念物とか
内浦湾・・・鴨川方面