毛越寺
May 2 '12
 雨の中尊寺を散策後、毛越寺にも立ち寄りました。ここにも30年前に来ていて、その面影ははっきりと覚えています。  この毛越寺は中尊寺と並び世界遺産の一つで、国特別史跡と特別名勝にも指定されている東北を代表する名勝地です。そして、毛越寺の開山は慈覚大師円仁によるもので、藤原氏二代基衡から三代秀衡の時代に多くの伽藍が造営されたといいます。が、過去3度の火災で毛越寺の主な建物は焼失してしまったという・・・。

毛越寺入口

毛越寺境内と正面に本堂

南大門跡・・・吾妻鏡に出てくる二階惣門にあたるという

大泉が池に来て・・・東西約180m、南北約90mで作庭当初の姿を伝える

開山堂方向を見る

出島石組と池中立石方向の景色

大泉ヶ池の南西の隅にある築山・・・深い淵に臨む断崖の景観を思わせるという

開山堂・・・毛越寺を開いた慈覚大師円仁をまつる堂

金堂円隆寺跡・・・基壇は石造り檀上積み

常行堂・・・享保年間に建築されたもの

常行堂・・・茅葺方形造

遺水・・・平安時代の唯一の遺構で、全国的にも極めて珍しいという

鐘楼・・・突くのにお金がかかります

大泉ケ池を一周して・・・手前は州浜、奥に開山堂を見る
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