鋸山日本寺
June 19 '11
 鋸山日本寺は千葉県鋸南町にあり、今から約1300年前、聖武天皇の勅詔と光明皇后のお言葉を受けた行基菩薩によって神亀2年(725年)6月8日に開山されたと日本寺のHPに記されていました。今日は南房総方面の紫陽花めぐりで、この鋸山日本寺も紫陽花が見頃との情報で立ち寄ったものです。紫陽花は日本寺への道路の両側に沢山咲いていましたが境内にはほとんどなく、よって、今日は鋸山日本寺の名所散策をしてきました。この鋸山には過去に何度か訪ねてはいますが、きつい石段を苦労して上り下りした経験はなく、改めて鋸山日本寺の規模の大きさと歴史の奥深さを知りました・・・。

東口管理所付近の駐車場脇に咲く紫陽花
 

鋸山日本寺の案内図

大仏(薬師瑠璃光如来)広場

磨崖の大仏・・・天明3年(1783年)に大野甚五郎英令が門徒らと岩山を彫刻したのが原型という

 通天閣                西国観音
 

頂上展望台から東京湾、金谷方面を眺望

左手にアングルを変えて・・・切り立った岸壁の少し突き出た部分が地獄のぞき

頂上展望台から保田方面を望む

地獄のぞきに来て、垂直の断崖を見下ろす

  百躰観音              あせかき観音
 

さらに続く石仏像群・・・全部で1553体あるという
 

大野甚五郎英令の墓              日牌堂          
 

奥ノ院無漏窟              奥ノ院無漏窟
 

奥の院無漏窟                維魔窟   
 

維魔窟の一部                護摩窟   
 

千五百羅漢道から別れて紫陽花の咲く石段を下りる

小林一茶の句碑・・・阿羅漢の鉢の中より雲雀かな

通天窟・・・曹洞九世高雅愚伝禅師らを祀る

奥に復興中の日本寺・・・昭和14年に登山者の失火によって国宝仏像と堂宇のすべてを焼失

頼朝蘇鉄(樹齢800年)・・・源頼朝公御手植の大蘇鉄という

鐘楼・・・日本寺鐘は国指定重要文化財

薬師本殿(醫王殿)              大黒堂        
 
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