竜頭滝

 湯ノ湖から湯滝を経て流れる湯川が菖蒲ヶ浜へ向けて急傾斜で流れ落ちる地点(中禅寺湖に注ぎ込む手前)の急流が竜頭滝で湯滝、華厳滝と並んで奥日光の三名瀑の一つです。名前の由来は滝壺近くで二手に分かれる様子が竜の頭に似ているからとも、白い水しぶきが竜の頭に見えるからとも言われますが、見た目ではよくわかりません。観瀑台は竜頭の茶屋の敷地内にあり広くはありませんが無料で入れます。

竜頭滝の看板              竜頭滝の茶屋
 

竜頭滝・・・滝の落差は約60m、全長は210mに及び、岩場を水しぶきをあげながら下ります

壺近くの景観が竜の頭に似ているためこの名が付いたともいうが、そうでしょう?

湯ノ湖

 湯ノ湖は奥日光の標高1478mのところにあり、緑の山々に囲まれた周囲3kmほどの静かな湖です。この時期まだ紅葉には少し早いようで、観光客の姿はまばらでした。

静かにたたずむ湯ノ湖

  白樺の木の隙間から         紅葉には少し早いようでした
 

湯滝

 三岳の噴火でせきとめられてできた湯ノ湖から流れ出した湖水が落差75mの岩壁を滑り落ちるのが湯滝です。滝壺付近の観瀑台に立つと高さ70m、最大幅25mに達する豊富な水量が一気に流れ落ちてくる様はまさに圧巻。水しぶきを浴びながらの写真撮影でした。

    湯滝の看板            木々の間から見える湯滝
 

湯滝は思いのほか迫力がありました

滝壷付近の景色

戦場ヶ原

 戦場ガ原は標高1400mの高地に広がる総面積約400haの湿原で、周囲は東の男体山をはじめ太郎山、山王帽子山、三岳などに囲まれています。男体山の火山活動により誕生した湖沼群に土砂が流入して湿原化した戦場ヶ原は中禅寺湖から湯元へ抜ける国道120号が貫通しており、途中の展望台に立ち寄って写真を撮りました。

 戦場ヶ原の看板            草紅葉は過ぎた感じ
 

戦場ヶ原展望台から写す・・・前方の山は白根山

三本松茶屋から・・・戦場ヶ原を前景に紺碧の空に映える男体山
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