ヴィース巡礼教会&ハイデルベルク城

ヴィース巡礼教会
Oct. 24 '14
 このヴィース巡礼教会はドイツ・バイエルン州のシュタインガーデンというのどかな村の牧草地に建ち、ロココ建築の最高傑作として世界で最も有名な建物の一つと言われています。建物の外観はやや地味な感じですが、内部の装飾は豪華絢爛、本当ビックリしました。そして、祭壇中央にある「鞭に打たれる木製のキリスト像」がこのヴィース巡礼教会建立のきっかけだったと言います。 具体的には1738年、農民のマリア・ロリーが鞭に打たれる木製のキリスト像の目に涙を見てその後、多くの巡礼者がこのキリスト像を見ようとシュタインガーデン村のヴィース地区にやってきた。  そして、巡礼教会を建てたいという気運も高まり、1745年から1754年にかけて建立されたという。
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雪に覆われた草原地に立つヴィース巡礼教会

世界遺産に登録されているヴィース巡礼教会

ヴィース巡礼教会の裏に回って見上げる

聖堂の中に入りました・・・息をのむほどの装飾に圧倒され

見事な大天井絵です・・・復活したキリストがテーマ

ロココ様式の美しさ・・・精緻な装飾に目を奪われ

もう一度、天井のフレスコ画を見上げる

彫像も合体して構成されています

鞭打たれるキリストの木像・・・ヴィース巡礼教会が建立されるきっかけになった有名な木造

入口方向を振り返る・・・豪華絢爛な内陣に驚きました

ヴィース巡礼教会から見る広がる草原・・・牛も何匹か見えました

 ローテンブルクから2時間半くらいかかって、このハイデルベルクに到着しました。古城街道を通るバスの中ではやや遠くからハイデルベルク市の雰囲気が伝わり、旧市街も美しく目に入ってきました。ここにあるハイデルベルク城は13~16世紀にかけてプファルツ選帝侯の居城として建てられた古城だという。当時からいくつもの戦禍に巻き込まれ、その都度修復されたが18世紀に廃城になったようです。 城門をくぐった正面のフリードリッヒ館はドイツ・ルネサンス様式を代表する名建築のようで、地下には22万リットル入りのワインの大樽が鎮座していました。フリードリッヒ館裏手のテラスからは趣きのある絶景が広がり、カメラを持つ手も忙しない。古城や廃墟には郷愁を誘われます・・・。

ハイデルベルクの街に入り、旧市街地がバスの中から見えてきました

少し歩いて、ハイデルベルク城に入城

向かって左手のルプレヒト館です

ルプレヒト館の中央に、花輪を持った2人の天使の彫刻像・・・悲しい物語がありそうです

中庭から正面方向を眺め・・・高さがあり華麗な建物です

フリードリッヒ館をズームアップ・・・1607年にフリードリッヒ4世により建立

撮後ろに下がってもう一度フリードリッヒ館を見る

入ってきた方向を振り返る・・・右手が先ほどのルプレヒト館

城のテラスに出る・・・旧市街地の赤い屋根と家並みが素敵

右手にアングルを変え・・・ネッカー川とアルテ・ブリュッケ橋が見える

  ワインの大樽(直径7m)           イタリア出身の道化師ペルケオの像
 

隣接する博物館・・・タダというので入ってみることに

博物館に入りましたがあまり興味もないのでしばらくして出ました
 

敷地内の広場からハイデルベルク城を見る・・・城門塔は右手の高い建物

プファルツ継承戦争(1688~1699年)で、ハイデルベルク城は破壊されました・・・廃墟の雰囲気が漂います

エリザベスの門・・・門をバックに写真を撮ると、幸せになるとか

お城の敷地広場から旧市街を眺める・・・テラスからの眺めより旧市街の広さを感じます

右手にアングルを変えると・・・旧市街とネッカー川にかかるカール・テオドール橋が美しく見えました

ケーブルカーを下りた駅周辺の街並み・・・これから旧市街を散策です

ケーブルカーで下り、旧市街をマルクト広場に向かう・・・途中、振り返るとハイデルベルク城が逆光に浮かんだ

旧市街のマルクト広場・・・前方は聖霊教会です

旧市街は観光客であふれ

カール・テオドール橋にきました・・・アルテ・ブリュッケ(古い橋)の塔門

ネッカー川にかかるカール・テオドール橋・・・通常アルテ・ブリュッケ(古い橋)といわれる

橋上からネッカー川の上流側を見る・・・ネッカー川は近くでライン川に合流

先ほど訪ねたハイデルベルク城を橋上から眺める・・・絵になる景色です

橋の袂にあるサルの像・・・結構な人気で写真を撮る人が多い

美しい家並み・・・これを最後に、次のシュパイヤー大聖堂に向かいました
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