ソウル市内観光
Aug. 23~26 '04
 ソウルは韓国全人口の約4分の1(1、000万人余)が集まる東洋有数の近代都市。そして、漢江や周辺の美しい自然や古宮(昔の宮殿)、遺跡など多くの文化遺産にも恵まれた悠久の歴史を持つ古都でもあります。かつて豊臣秀吉の朝鮮出兵 (壬辰倭乱1592~1598年)や日本軍の侵略(1910~1945年)さらに、朝鮮戦争(1950~1953年)の期間を通し、ソウルの旧市街地や王宮を始めとした主要建築物が相当数破壊された歴史もあります。しかし、朝鮮戦争の停戦以後「漢江の奇跡」と呼ばれる復興、近代化をなしとげ、1988年 のソウルオリンピックや2002年のサッカーワールドカップの開催はまだ記憶に新しいところです。

昌徳宮
 昌徳宮(史跡122号)は1405年、正宮である景福宮の離宮として建造された美しい庭のある宮殿です。朝鮮王朝時代の宮殿の原型がよく保存されていることでも有名。広さ13万5千坪の敷地には13棟の宮殿があり、その北半分を占める秘苑(ピウォン)には28棟の楼閣もあります。また、昌徳宮の東南にある楽善斎は梨本宮家から李氏最後の皇太子に嫁いだ李方子女史が晩年を過ごされたところとして知られています。

敦化門・・・太宗12年(1412年)、昌徳宮の正門として創建された木造の二層門

敦化門に近づいて・・・儀式の最中でした

儀式をビデオで撮影・・・ビデオからの切り取り写真です
 

進善門                      仁政門
 

仁政殿・・・昌徳宮の正殿です

        宣政門               宣政殿・・・会議や宴などをした場所
 

      熙政堂                熙政堂・・・美しい紋様の軒天
 

  国王の御座所として使用             大造殿・・・王と王妃の御寝殿
 

秘苑(ピウォン)は太宗5年(1405年)昌徳宮の創建時に宮殿の庭園として造られました。

宙合楼と手前の芙蓉池

       暎花堂               王の長寿を願って建てられた不老門
 

長楽門                      長陽門
 

演慶堂・・・民家形式の建物                 善香斎                  
 

母屋・・・女性が生活するところ
 

楽善斎・・・日本の皇族から朝鮮王家に嫁いだ李方子女史が晩年を過ごされた場所

楽善斎の質素なたたずまい・・・瓦や柱にも模様がない地味な建物です

楽善斎の部屋の内部
 

昌徳宮案内図・・・現在の面積は13万5千坪

宗廟
 宗廟は朝鮮王朝歴代の王と王妃の御霊をお祭りした霊廟で、1394年景福宮と同時に建造された。 正殿には李成桂をはじめ19位の王と30位の王妃の霊牌が奉ってあり、正殿の西側にある「永寧殿には本殿から移された15位の王と17位の王妃、そして英王と妃の霊牌が奉られている。壬辰倭乱(秀吉の侵攻、1592年)で焼失したが、その後1608年に再建された。1996年には「世界文化遺産」に登録され、2001年になって「宗廟祭礼」と「宗廟祭礼楽」がユネスコの「人類口伝および無形遺産傑作」に指定されたという。 宗廟での祭礼儀式は毎年5月の最初の日曜日に盛大に行われます。

御楽室(御斎室)・・・王が祭礼の準備をした          蒼葉門・・・宗廟の正門              
 

正殿・・・李氏朝鮮19代の王と王妃が祭られる

正殿の左手

正殿右手

黒石の部分は王や奉納品のみ通れる神聖な場所        典祀庁・・・器や食物を準備した所        
 

   宗廟の案内図                骨董の街といわれる仁寺洞
 

  バスから漢江を望む           ソウル駅・・・東京駅に酷似
 

ロッテ・ワールド・・・湖に浮かぶ屋外遊園地

ロッテホテルから石村湖周辺を散策
 

近代的なビルに挟まれる南大門(崇礼門)      南大門市場・・・夜中も活気に溢れる  
 

カルビ焼肉が夕食です・・・でも歯にこたえました
 

 ソウルのシンボル・・・南山に立つ高さ240mのソウルタワー

ソウルタワー展望台から360度のキラメク夜景を楽しむ
 

「漢江方面」
 

「ソウル中心街方面」
 
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