マドリッド市内観光
Dec. 10~17 '04
 マドリッド(Madrid)はスペインの首都です。1936年のスペイン内戦では大きな被害を受けましたが、現在では人口約500万人と征治・経済を担うヨーロッパ有数の大都市です。今年3月、列車同時爆破テロが起き大参事となりましたが観光都市としての復興は早かったようです。テロが起き大参事となりましたが観光都市としての復興は早かったようです。
トレド・セゴビア観光

プラド美術館
 プラド美術館はパリのルーブル美術館、ロンドンのナショナル・ギャラリーと並ぶヨーロッパ三大美術館に数えられ、所蔵絵画は8,000点にのぼるといわれる。 特に、スペイン絵画の3巨匠(エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ)に代表される12~18世紀の作品は充実しています。このプラド美術館は1819年に王立絵画彫刻美術館として開館し、1868年の革命後、国立の「プラド美術館」と改名され今日に至っています。

国立の「プラド美術館」・・・1819年「王立美術館」として開館

   正面の「ベラスケス門」          セルバンテスで知られるスペイン広場
    

   ゴヤの像                  「ゴヤ門」より入場
    

ベラスケス
 フェリペ4世の肖像画が有名となって1623年、宮廷画家となる。それ以降約40年、王室一族の肖像を描き続けたベラスケスはかなりの野心家であったという。

 宮廷の侍女たち                   王女マルガリータ

フェリペ4世騎馬像              織女たち          
  

  ブレダ開城            フェリペ4世の妃
  

十字架上のキリスト

ゴヤ
 18世紀のスペイン画家を代表するゴヤも宮廷画家としてその地位を得たという。1800年に描いた「カルロス四世とその家族」では王妃の性格が絵からにじみ出るようなできばえで、これを由としなかった宮廷から注文がこなくなったという。その後、「裸体、着衣のマハ」を描き晩年、孤独になったゴヤは「黒い絵」シリーズを描くようになるなど画家としての心の変遷が感じさせます。

 着衣のマハ               裸のマハ
 

プリンシペ・ピオの丘での銃殺(市民の処刑)
 

「黒い絵」シリーズ・・・殴り合い       ボルドーの乳しぼりの娘  
  

エル・グレコ
 エル・グレコはエーゲ海のクレタ島出身のギリシャ人ですがスペインのトレドで活躍しました。代表作は「聖三位一体」や「聖母昇天」などで重量感のある写実的な作品も多いという。

 聖三位一体                  接がれた画像
         

受胎告知                 グレコ自画像
        

イタリア絵画
 15~17世紀のイタリア絵画を中心に展示されています。なお、有名なラファエロの作品は残念ながら見られませんでした。

ヴェチェリオ作・・ダナエ(左手前はこの絵を模写している女性)

ヴェチェリオ作・・ヴィーナスとオルガン奏者
 

美しい噴水があるシベーレス広場          ランチタイム・・・浜さんご夫妻
    

プエルタ・デル・ソル・・・ナポレオン軍に市民が立上がった場所     王宮・・・2800もの部屋があるという              
    
UP
トレド・セゴビア観光